絵とアートを仮に分けたとして「アートの世界で1番好きな人は誰ですか?」と聞かれたならば「ゲルハルト・リヒターさんかもしれないです」と答える自分がいると思います。この作品集だと彼の作品百選にスポットを当ててるんですけど、これでも入り損ねてる歴史的名作がまだまだあるんじゃないですかね。彼は僕のイメージだと絵を描くという行為を実験的に「どんな意味があるのか」「何に社会的な影響を及ぼせるのか」を探る探検家のようなアーティストだと思っています。だからこれまで積み上げてきた描くという行為による歴史を理解した上で一気に潰しにかかるような作品が多くあるとおもう。でもそれは否定じゃなく壮絶で癒しがあるから見ている僕も心震える瞬間が多くなるんだと思う。大好きな人物の1人です。是非是非。
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